ひとしれずがいとうが
あさもやへととけてゆく
ぼんやりとちからなく
にじむためいきみたい
とおざかるそのせなか
かなうはずもないのに
いつかむかえにくると
ことばひとつのこして
おびえてはわらってたあのころを
こわさないでいたのなら
あいさずにあいされずに
くらしていたのだろう
きみのまなざしはなだいろ
ひにかざすふきがらすのむこう
とおい海にねえ
うかんできえる(うたかた
きみのまなざしはなだいろ
はれたひのふきがらすのいろ
このほしのうらがわで
たびをしてるきがした
あこがれはるか
つめたさもわすれたて
あたためてくれたひと
とざしてたまいにちを
こともなげにはどいた
ゆめをみていたのかな
それならば
めざめたっていいのにね
むぼうびにないてしまう
じぶんにであうなんて
おもいえがこうはなだいろ
まどべにおくふきがらすのむこう
いつかきみがねえ
はなしてくれたけしきを
きみのまなざしはなだいろ
はれたひのふきがらすのいろ
このほしのうらがわで
たびをしてるきがした
あこがれはるか