孤独におぼれそうなきみは
泳ぎのにがてなねったいぎょ
このばしょでくるくるとまわる
もうおよぎつかれたよねむろう
崖のうえからかもめのむれ
えらばれしせいめいのおわり
こころもからだもうばわれて
それにあたいするほどくるしい
わかっているじゆうにとべないはねがないことくらい
だいじょうぶさこころはそれほどもろくはないよ
ぬけだそうよいろとりどりのせかいのなかへ
またぼくらはすべてをうしなったわけじゃない
そのなみだがかれおちてきみにわらえるひが
くるまでまだぼくがそばにいよう
こころのよわさにこわされて
孤独のみじをきりひらいた
まだきみはせまいすいそうのなかで
ないてるだけさいまでも
そんなばしょでこころをとざしてこたえはみいだせない
だいじょうぶさうつくしいけしきはすぐそこある
とびたとうよきみのしらないせかいのなかへ
そのよわさをすこしでもおいていけるように
いつもここできみをまもるためにさけんでる
ぼくのうたがいまもきこえるか
こころのはねひろげたぼくらのはかないつよさいだいて
そらたかくへきえていくかなしみうけとめながら
ぬけだそうよ
いろとりどりのせかいのなかへ
まだぼくらはすべてをうしなったわけじゃない
そのなみだがかれおちて
きみにわらえるひがくるまでうたおう
とびだとうよ
きみのしらないせかいのなかへ
そのよわさをすこしでもおいていけるように
いつもここできみをまもるためにさけんでる
ぼくのうたがいまもきこえるか