いちめんの みどりここちよく
そうげんを はしる ぼくたちは
じゆうを てにしたはずだった
つかんだ しばふが かぜに とぶ
たしかな かんしょくも
みえていた すがた、かたちも
うしなったことに いま きづけなかった
なにもかも きえていた
あおのせかいに とじこめられて
ぼくたちは また じゆうを
こころに ゆめを もとめつづけて
きずつきながら いまでも より つよく
くもが ふわふわと かさなって
ぼくらを つつんで はきだした
もう ばらばらだね また あえる
すでに とりたちは とびたった
あるきつづけた さき
ちらかった おもいでが まう
どこか みなれた けしき
また ぼくたちは おなじ うずの なかだね
あおのせかいを まわりつづけて
ぼくたちは また きぼうを
よごれた そのて そらに かかげて
ここにいる いみ しめして より たかく
ああ、たった ひとつしかない だいちで
ああ、たちどまり
いつか じかんに おいこまれてた
あおのせかいに とじこめられて
ぼくたちは また じゆうを
あおのせかいを まわりつづけて
ぼくたちは また きぼうを
なんでも かぜに おもいを のせて
たちあがろうよ
そのてを とりあって