やみのなかに つきはしろく
ときをとめて ねむるかのように
ながいよるも いきをひそめ
とおくひかる
まるできみのゆめ
あー こあれかけた このむねには
だれもかもが いつわりにみえた
きおくだけをたぐりよせて
ひとつひとつつなぐたび
にどとあの日はもどれない
きみにはもうあえない
おもいしらされ こどくのうみで
おろかすぎるげんわくにのまれた
あいだとしんじて
あー やみのなかを ぼくはあるく
ときをとめて ねむるかのように
ながいよるも いきをひそめ
きみはぼくをまつだろう
そしてあの日にもどれると
ふたりはほほえみあう
ただそれだけにすくわれたくて
だれのためにいのちはあるのかに
きずけないまま
あの日にはもどれない
それでもむねにはいつも
そらにはいつもかがやきながら
だれのためにいのちはあるのかを
きみはしろいつき