いつもとちがうかえりみち
ふとみつけたBASKET COURT
ひとけもなくさびついたRING
だれかがのこしたBASKET BALL
とぎれたフェンスのすきまを
すりぬけてしのびこんだら
そらはそうぞうよりもひろくて
きみのかおはすこしうえをむいた
むちゅうになってはしりまわって
そのこころがとうめいになるまで
きみのささえになれるのなら
すこしでもいっしょにいたくて
そのむねにひそむかなしみを
ぐっとこたえるきみをみてると
どうしてもはなれられなくて
きみがわらえるまでいたくなる
おそろいにしてたくつひも
あの日にみてたBASKET COURT
むちゅうでてをのばしてたRING
いまではちかくみえてるけど
おもうようにはいかなくて
むりょくなじぶんがくやしくて
なげだしそうになったときも
きみはいつもそばにいてくれた
いつになくむくちになって
きみらしくないそのしぐさを
かきけすようにいっしゅんでも
あの日にもどれればいいのに
そのむねにうつるかなしみを
そらせないきみをみていると
むねがしめつけられそうで
きみがわらえるまでいたくなる
ごまかすひつようなんてない
はなししたくないならいわなくていい
すきなだけないたって
そのくつひもをむすびなおせるように
きみがわらえるまでそばにいるから
そのむねにひそむかなしみを
わかるなんていえないけれど
きみがそばにいてくれたように
きもちがはれるまで
そのむねにさしこむひかりを
いっしょにみつけだせるのなら
courtにたったあの日のように
きみがわらえるまでいたくなる