どうしてこんなめにあわなきゃいけないの
いつかみしらぬだれかがいっていたのを
いままできづかないふりをしていたのは
ずっとつきささったままのちいさなぎもんだったから
ぼんやりといつものきにもたれかかり
"きっといつか\"なんてことばかりあたまにうかんで
これがこうかいなのかだれかおしえてよ
あきらめること、わすれることはいまのぼくにはできない
いつもよりすこしくものおおいそらのしたで
かわしたとりとめのないことばをいまもおぼえていますか
そしてまたふたたびあうことがあるのならばただねがうばかり
どこまでもいこうとさきをあるいてくきみの
うしろすがただけをけしてみうしなわないように
おいつづけていった
こえ、むなしくそらにしずむ
もうそろそろまちつかれたよ
あの日からかわらぬそらをにらみつけ
ぼくたちはもうにどとあうことはないでしょう
それでもいいと思えるほどにこころはかなしくなかった
しっていたけれどみとめたくはなかったからいま、ここにそうそう
そこらにさくはなをつんでたばにしてなげた
ふりかえりはしないぼくももうすぐに
みじかすぎるいまととおりすぎていくきせつ
ねがわくはつぎこそきみにさちきたれとおもう
ぼくはいきをすい、うたった
こえ、むなしくそらにはびく